森の恵みを感じる発酵クラフトビール発売 沖縄やんばるの野草6種使用


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 【沖縄】沖縄市比屋根のオーガニック市場てんぶす(眞榮田義人代表)は法人創立15周年を記念して、月桃や長命草、センダングサなどやんばるの野草6種類を使用した発酵クラフトビール「ムイヌグスージ(森のお祝い)」を発売した。

15周年記念の沖縄野草クラフトビール(中央)と、デトックスコーラ
ムイヌグスージビールを持つ眞榮田義人代表(左)=沖縄市

 同商品は沖縄市「クリフビール」(宮城クリフ代表)と東村の自然農法「森岡農園」の森岡直子さんが1年かけて開発したセゾン(瓶内二次発酵)ビールで、野草の持つ自然エネルギーやハーブ感漂うフルーティーなビール。

 製作した宮城代表は「森岡さんが東村高江で収穫した野草のハーモニーを生み出すことが難しかったが、納得いく発酵ができた」と述べた。オーガニック市場てんぶすの眞榮田代表は「健康とはかけ離れていると思われているビールだが、自然体で健康ベースに仕上がった」と語った。

 また15周年記念のデトックスコーラも販売している。問い合わせはオーガニック市場てんぶす(電話)098(880)6866。
 (喜納高宏通信員)