ジャンプ台北で36キロガーラ


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2日、西崎ジャンプ台北で126.2センチ・36.85キロのロウニンアジを釣った喜友名啓佳さん

 釣り好きな父親に連れられて幼い頃から釣りを始めた喜友名啓佳さん。大学生になってからも船の大物釣りを中心に楽しんでいる。2日はタマンを狙い、友人と2人で西崎沖の通称「ジャンプ台北」で夕方の午後5時ごろから竿(さお)を出した。トカジャーの切り身を餌に水路付近にチョイ投げして、アタリを待った。

 午後5時半に、立てていた竿がいきなり海面に向かって突き刺さるように曲がり、リールからウイーン、ウイーンと音を立てながらすごい勢いで道糸が引き出された。急いで竿を持ち大きく上げて、魚の口にガッチリと針を掛けた。異変に気付いた魚は、右に左に走り回り、海に引きずり落とされそうなぐらいの強烈な引きで、80メートルほど走った所でようやく止まった。魚を寄せるチャンスだと、リールを巻いて魚を寄せようと試みたが、重くて全く巻けない。すると再び走りだし20メートルぐらいラインが引き出され止まった。今度は何とかリールを巻くことができたが、20メートルほど巻いては出されるようなやり取りを繰り返し、足元まで寄せた。

 しかし、タマンが目的だったのでギャフは持っていなかった。水くみバケツのロープを使って尾に結び、2人で堤防まで引き上げた。

 これが喜友名さんにとって初となるロウニンアジだった。渡船・つりぐのぞうさん(電話)098(995)3117。

(おきなわ釣王国社・仲栄真修)

2日、那覇一文字で40.5センチ・1.23キロと40センチ・1.12キロのアーガイを釣った吉川毅兵さん
6月28日、山川漁港で70センチ・4.8キロのタマンを釣った翁長慶宗さん

3日、西崎海岸で39センチのタマンを釣った上原勇月ちゃん
1日、石垣島崎枝海岸で138センチ・30.5キロのロウニンアジを釣った久保田直人さん

1日、糸満海岸で130センチ・27.5キロのロウニンアジを釣った具志堅翔さん(沖縄桜會)
6月27日、宮城島で116センチ・29.55キロのロウニンアジを釣った新垣幸輝さん

4日、恩納海岸で68.2センチ・3.24キロのタマンを釣った上原大和さん(ボトムさんちょうめ)
4日、嘉手納海岸で52.5センチ・2.25キロのタマンを釣った長浜梛咲ちゃん(右)

6月27日、砂辺海岸で41.5センチ・1.34キロのカーエーを釣った比嘉昌廣さん
6月28日、泡瀬海岸で29.5センチ・0.41キロのチヌを釣った當銘アクアさん