沖縄県内市町村別のワクチン接種状況は?離島5村は16歳以上接種完了【一覧表付き】


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 沖縄県は9日、新型コロナウイルスワクチンについて、県内41市町村の接種状況をまとめた資料を県議に提出した。同資料によると、市部では、石垣市や宮古島市で65歳以上の高齢者に続き64歳以下の接種が進んでいる。医療体制のぜい弱な小規模離島では、16歳以上の希望者全員の接種を終えた自治体もある。

 市町村の報告に時間差があり、最新の接種状況を反映していない場合がある。接種がいち早く進んだ石垣市では、市の発表によると6月27日までに2回の接種を終えた高齢者の割合が79.9%で、県への報告と差が生じている。

 7月5日の県議会文教厚生委員会での県の説明によると渡嘉敷、座間味、渡名喜、南北大東の5村は希望する16歳以上の全住民の接種を終えた。伊平屋、伊是名両村も希望者への接種をほぼ完了し、伊江村や粟国村は7月中、久米島町や多良間村、与那国町なども8月中に終了予定。