収穫や焙煎「五感で楽しめる」体験型農園へ 名護のコーヒー園が資金募る


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
栽培や加工を担当する岸本辰巳さん=6日、名護市中山の中山コーヒー園

 【名護】沖縄県名護市中山にある「中山コーヒー園」は、コーヒーの実の収穫から焙煎(ばいせん)、テイスティングまで楽しめる「体験型農園」の整備に向けて、クラウドファンディングを立ち上げている。整備を進めているが、新型コロナの影響で資金不足に陥り難航している。目標金額は300万円で、期間は7月31日まで。

 同園では敷地1万坪(約3・3ヘクタール)に、2500本のコーヒーの木を育てている。同園によると、体験型農園は国内でも数少ない取り組みだという。

 広報などを担当する小泉伸弥さんは「これまで農家しか味わえなかった体験を、五感を使って楽しめる」と魅力を語った。寄付金はカフェスペースの整備などに充てられる。8日午後6時時点で、108万円集まっている。左のQRコードから募金可能。問い合わせは小泉さん(電話)080(4050)9191。