沖縄への思い熱くつづる 設立25周年で記念誌を発刊 沖縄ファンクラブ


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設立25周年を記念して作成された「沖縄ファンクラブ」の記念誌

 【東京】沖縄を愛する県外在住者でつくる沖縄の応援団「沖縄ファンクラブ」(大澤真会長、会員約100人)が設立25周年を迎え、記念誌をこのほど発刊した。会員20人が写真とともに沖縄との出会いや人とのつながり、熱い思いなどをつづっている。

 会長の大澤さんは「人生を変えた沖縄での出会い」と題して、日本銀行那覇支店長時代の思い出を紹介。元名護市長の故・岸本建男さん、元沖縄海邦銀行頭取の湖城英知さん、小料理屋のおかみさんの3人との出会いを通して、人生に対する考え方や自身の針路をも変えたことになったことを記している。白井芳和さんは泡盛酒造所巡りの楽しさを伝えている。

 大澤さんは記念誌発刊について、「コロナで活動ができない中、沖縄へのエールを込め沖縄愛が強い会員が思いをつづった」と話した。

 1996年設立の沖縄ファンクラブは、年1回の沖縄ファンの集いを開催しているほか、沖縄料理店での交流会や沖縄への研修旅行などを行っている。