大宜味沖 105センチのアーラ


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8日、大宜味沖で105センチ・19.4キロのアーラミーバイを釣った米須剛さん(バディ)

 全国的に人気の「一つテンヤ釣り」は、県内でも人気上昇中の釣り方だが、本土に比べ引きの強い魚が多く、サンゴ礁などによる根ズレも多い。そのため一つテンヤ仕掛けより、パワーアップした仕掛けを「パワーテンヤ」と名付けて乗合募集する船も増えた。

 6日、塩屋漁港の第3一隆丸もパワーテンヤの乗合で大宜味沖で竿(さお)を出した。開始してすぐにダイワの高原稔さんと松永章吾さんが1・5キロ前後のアカジンを次々に釣り上げたのを皮切りに、前田いんめいさんや、福永博樹さんにもコンスタントに高級魚が釣れ、パワーテンヤを満喫した。

 第3一隆丸(電話)080(3958)4250。

 8日、シーランドの米須剛さんは、大宜味沖にアーラミーバイ狙いで釣りに出掛けた。今回はダイワから新しく発売された電動リールのパワーを試すのが主な目的。まずは餌となるムロアジ釣りだが、この日のムロアジは移動速度が速く、餌に必要な数を釣り上げるのに午後1時30分までかかった。早速ムロアジを餌に大物仕掛けを下ろすと、餌が暴れ、近くに大物がいることを知らせてくれた。

 手持ちで竿が大きく引き込まれるのを待ってから合わせると、泳がせ竿が大きく曲がった。強い引きを楽しみながら電動リールで巻き上げると、105センチ、19・4キロのアーラミーバイが釣れた。バディ(電話)090(4778)9886。(おきなわ釣王国社 仲栄真修)

(おきなわ釣り王国社・仲栄真修)

6日、大宜味沖でアカジンやタマン、シルイユーなどを数釣った左から高原稔さん、松永章吾さん、福永博樹さん、前田いんめいさん(第3一隆丸)
8日、泡瀬海岸で60.4センチ・2.93キロのミーバイを釣った吉村学さん

11日、読谷海岸で64.5センチ・3.46キロを筆頭に3匹のタマンを釣った安谷屋一さんと安谷屋一斗さん
9日、与那原海岸で124センチ・22.8キロのロウニンアジを釣った伊山壮哉さん

11日、国頭沖で128センチ・36キロのアーラミーバイを釣った浜川智貴さん
2日、西崎一文字で51センチ・1.83キロのタマンと43センチ・1.38キロのトカジャーをフカセ釣りで釣った比嘉宗信さん

11日、糸満沖のスーパーライトジギングで75センチ・4.84キロを筆頭に3匹のアカジンやムネアカクチビ、シルイユーなどを釣った左から具志堅正人さん、具志堅浩さん、新垣優太さん、具志堅翔哉さん(糸満 前田丸)
11日、伊計島で64.5センチ・3.12キロのタマンを釣った当真優希さん

10日、伊江島沖で3.4キロのアカジンを釣った琉球楽釣会の並里俊さん(釣船北斗)
11日、ガーブ川で107センチ・3.66キロのオオウナギを釣った備瀬一望さん