全国的に人気の「一つテンヤ釣り」は、県内でも人気上昇中の釣り方だが、本土に比べ引きの強い魚が多く、サンゴ礁などによる根ズレも多い。そのため一つテンヤ仕掛けより、パワーアップした仕掛けを「パワーテンヤ」と名付けて乗合募集する船も増えた。
6日、塩屋漁港の第3一隆丸もパワーテンヤの乗合で大宜味沖で竿(さお)を出した。開始してすぐにダイワの高原稔さんと松永章吾さんが1・5キロ前後のアカジンを次々に釣り上げたのを皮切りに、前田いんめいさんや、福永博樹さんにもコンスタントに高級魚が釣れ、パワーテンヤを満喫した。
第3一隆丸(電話)080(3958)4250。
8日、シーランドの米須剛さんは、大宜味沖にアーラミーバイ狙いで釣りに出掛けた。今回はダイワから新しく発売された電動リールのパワーを試すのが主な目的。まずは餌となるムロアジ釣りだが、この日のムロアジは移動速度が速く、餌に必要な数を釣り上げるのに午後1時30分までかかった。早速ムロアジを餌に大物仕掛けを下ろすと、餌が暴れ、近くに大物がいることを知らせてくれた。
手持ちで竿が大きく引き込まれるのを待ってから合わせると、泳がせ竿が大きく曲がった。強い引きを楽しみながら電動リールで巻き上げると、105センチ、19・4キロのアーラミーバイが釣れた。バディ(電話)090(4778)9886。(おきなわ釣王国社 仲栄真修)
(おきなわ釣り王国社・仲栄真修)