上半期倒産14件、負債32.6億円 帝国データバンク


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 帝国データバンク沖縄支店は15日までに、2021年上半期(1~6月)の企業倒産集計(負債総額1千万円以上)を発表した。倒産は前年同期比で40%(4件)増の14件、負債総額は同72.9%(18億8900万円)増の32億6600万円だった。

 種苗ベンチャーの「アースノート」(宜野座村)の負債が17億1500万円に上り、総額を押し上げた。業種別ではサービス業が6件と最多だった。

 6月の倒産は2件で、負債総額は2億9千万円だった。内装業のネクストリノベーション(豊見城市)は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で受注不振となり、1億3700万円の負債を抱えた。同支店の集計では、新型コロナ関連の倒産は10件目となる。