レコードやカセット、写真…沖縄民謡の魅力満載 おんがく村で企画展 沖縄市


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約千点の資料が展示される民謡と古典の企画展=13日、沖縄市音楽資料館おんがく村

 【沖縄】沖縄市の一番街にある同市音楽資料館おんがく村(備瀬善勝館長)で12日から「沖縄民謡と古典の企画展」を開催している。8月14日まで。

 開館7周年を迎えたおんがく村。これまで個人アーティストに焦点を当てたイベントを主に実施してきたが、本年度の方針はジャンル別の企画展に取り組む。その第1弾が同展。

 今は亡き沖縄の芸能シーンをリードしてきた大御所らの民謡と古典のレコード、カセットテープ、CD、写真、映像、新聞資料や各種パンフレットなど約千点を展示。原音やほとんど知られていない北島角子と吉田妙子の「うば桜節」など貴重な資料も多く、芸能ファンには見逃せない魅力満載の企画展となっている。

 担当の砂川由美子さんは「貴重な音源も視聴できる。コロナ対策もしっかりしているので気軽に足を運んでください」と呼び掛けた。おんがく村の開館時間は正午~午後6時。問い合わせは(電話)098(923)3224。

 (岸本健通信員)