農大収穫マンゴー、27日に名護の道の駅許田で販売


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県の崎原盛光農林水産部長(右から2人目)にマンゴーを贈呈する(左から)与那覇海渡さん、根元大吉さん、川満涼我さん=16日、県庁

 沖縄県立農業大学校(島袋律子校長)の果樹専攻コース2年生代表が16日、県庁に崎原盛光農林水産部長を訪ね、栽培したマンゴーを贈呈して実習成果を報告した。27日には名護市の道の駅許田で、学生が手掛けたマンゴーの販売会を実施する。

 根元大吉さん(19)は、県内で主流の「アーウィン種」と比べ「てぃらら」「夏小紅」は知名度が低く、価格が安いことが課題だと報告。「収穫時期を調整し、3種を詰め合わせ商品化することで商品価値を上げられる」と提案した。

 与那覇海渡さん(19)は、果実袋の素材と収穫タイミングが果実の品質に及ぼす影響を検証したといい、「ネットは袋に比べ熱がこもりにくく、実の太りもよく大きい果実が採れた」と報告した。

 川満涼我さん(20)は収穫時の感動を振り返り、「地元宮古島を支えるマンゴー農家になりたい」と将来の目標を語った。