五輪「中止を」沖縄県医労連、県庁前広場で訴え


この記事を書いた人 Avatar photo 大城 周子
東京五輪の開催中止を求めてビラを配る「県医療福祉労働組合連合会」(県医労連)の関係者=19日、県庁前広場

 県内の医療、介護、福祉の従事者らが加盟する産業別労働組合「県医療福祉労働組合連合会」(県医労連)は19日、県庁前広場で東京五輪の開催中止を求めて抗議の声を上げた。

 上部組織の全労連とともに23日の行動を予定していたが、台風接近のため前倒しした。

 穴井輝明執行委員長は「東京で感染が増加すれば沖縄でも広がるのは明らかだ。医療現場は1年以上も逼迫(ひっぱく)しており、ケアする人を救えず、人の命を救えるのか」と訴え、ネット署名などへの協力を呼び掛けた。