キャンプ場予約と道具選びをワンストップで シェアリングサービス「ソトリスト」に新機能


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名護市にオープンした「ソトリスト名護店」(URAKATA提供)

 ITソリューション企業の「URAKATA(ウラカタ)」(浦添市、山田慎也代表)は、キャンプ用品のシェアリングサービス「ソトリスト」の新機能として、県内キャンプ場のオンライン予約と事前決済ができるサービスを開始した。利用者は、道具選びとキャンプ場の予約がワンストップで可能となる。ウラカタによると、キャンプ用品とキャンプ場の予約を同一サイトで行えるサービスは国内で初めてという。

 現在、やんばる学びの森(国頭村)、ネイチャーみらい館(金武町)、ガジュマルキャンプ(糸満市)の3カ所の予約、決済ができる。今後、対象施設を広げていく方針で、掲載を希望するキャンプ場を募集している。

 本島北部地域でキャンプ用品の受け取りや返却ができるように、16日には名護市宇茂佐の森にソトリスト2号店をオープンさせた。2020年11月にサービス開始したソトリストは、オーナー会員からキャンプ用品を預かり、利用会員に貸し出す。利用会員は高額なキャンプ用品を手軽に試すことができ、オーナー会員は貸し出し料の一部を報酬として受け取れる仕組み。

 ウラカタによると、コロナ禍でキャンプ用品のシェアリング需要が増えた一方で、キャンプ場予約は電話受け付けが多く予約が取りづらいという声があった。