あすから夏休み 沖縄県内の小中学校で終業式 モニター越しも


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初めてもらう「よいこのあゆみ」を笑顔で見せ合う1年生の児童たち=20日午後0時20分ごろ、八重瀬町の新城小学校(画像の一部を加工しています、大城直也撮影)

 県内各地の公立小中学校で20日、1学期の終業式が開かれた。児童らは先生や級友と共に1学期を振り返りつつ、心待ちにしていた夏休みに入る。

 八重瀬町の新城小学校ではビデオ会議システムの「グーグルミート」を使用して、終業式をした。徳元清政校長が職員室からモニター越しに各教室にいる児童に向けて「充実した夏休みを過ごし、2学期に元気に会いましょう」と呼び掛けた。1年生の教室では、担任の先生が児童一人一人に「一学期よくがんばりました」と声を掛けながら「よい子のあゆみ」を手渡した。

 「二重丸が19個あった」と喜んだ日高香帆さん(7)は、「夏休みはお父さんと弟と海に行って小っさい魚やカニを捕まえたい」と笑顔を見せた。屋宜聖作さん(6)は「一学期は引き算やプールが楽しかった。夏休みはお家でアニメのユーチューブを見るのが楽しみ」と友達に囲まれながら元気よく話した。
 今年は新型コロナウイルスの影響による緊急事態宣言に伴った休校措置や台風6号の接近により、終業式の日程は自治体によってばらつきがある。夏休みを3日~9日間程度、短縮する自治体もある。