農作物被害4650万円 台風6号、本島、大東で


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台風6号の暴風でぎ倒されたサトウキビ=20日午後5時、南大東村(池田羊子通信員撮影)

 県は24日、台風6号に関する第2回災害対策本部会議を県庁で開き、沖縄本島と大東島地方でのサトウキビや野菜を含めた耕種の被害額は計4650万円に上ると発表した。他地域は今後調査するため、被害総額は増える。

 被害額の内訳はサトウキビが4500万円で大半を占め、野菜類が150万円だった。現時点で畜産関係の被害報告はなく、水産は警報の解除後に調査する。

 県の崎原盛光農林水産部長は被害額についてまだ調査段階だとし、拡大する可能性を指摘。今後、農林水産振興センターなどに相談窓口を設置し、営農指導や農業共済の相談などを実施する考えを示した。