東京五輪男子形で県勢初の金メダル獲得を目指す喜友名諒が27日、那覇市で開かれた激励会で意気込みを語った。
Q:自身にとってどのような舞台になると思うか。
「何度も国際大会に出場してきたが(五輪は)注目度が全然違う。空手を知らない人も見てくれる。優勝するだけでなく、満点を取るのが目標。全ての感覚を合わせて自分の形をいつも通り出し切る。支えてくれた方への感謝の気持ちを持って五輪で勝負してきたい」
Q:満点での優勝を達成するために必要なことは。
「いつも通りの形ができれば満点につながる。誰もできない、自分らしい空手を披露したい」
Q:本番までの調整は。
「体の全神経を意識し、力を入れて形を整えている。いつでも全力を出せるよう稽古している。現在行われている柔道は(空手と)同じ会場なので、中継を見ながらイメージトレーニングしている」
Q:今の気持ちは。
「開催されることに感謝しかない。コロナ禍で延期されたが、この1年は技術を上乗せし、昨年よりさらに進化した自信がある。自分の形を見てくれた人が元気になる、感動するような形を見せたい」
Q:意気込みを。
「多くの県民から応援してもらい、これまで以上に周りに支えてもらって感謝の思いが強くなっている。空手家としては未熟だが、持てる力と経験を出して満点で優勝したい」