「気持ち切り替えて次戦に」 女子ハンド池原選手の家族、祈る予選突破


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韓国戦で声援を送る池原綾香選手の(右から)母清美さん、父興信さん、妹亜美さん=29日、東京都内のホテル

 【東京】「気持ちを切り替えて次の試合を頑張って」。ハンドボール女子日本代表の池原綾香選手の父興信さん(57)、母清美さん(57)、妹亜美さん(26)は29日、第3戦の韓国戦を都内のホテルで観戦し、画面越しにエールを送った。(1面に関連)

 興信さんらは壁に手作りの応援ポスターを貼り、「チバリヨーJAPAN」などと書かれたうちわを持ち応援をした。点が入る度、立ち上がったり、歓声を上げたりした。韓国に突き放された後半は、興信さんらは厳しい表情に。亜美さんは手を合わせ祈るように画面を見入っていた。

 最後、池原選手のアシストで24点目が入り試合終了が告げられると、清美さんは大きくため息をついた。

 興信さんは「けがをしないよう気持ちを切り替えて、次のアンゴラ戦に勝ってほしい」と唇をかみしめた。清美さんは「次は勝って予選を突破してほしい」と期待した。