沖縄県内のデルタ株疑い累計306人に 新規感染40代以下が8割


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 沖縄県が30日発表した新型コロナウイルスの感染状況によると、デルタ株の地域・検査種別の検査件数と陽性数は、北部32件のうち6件、中部117件のうち84件、南部79件のうち49件、宮古4件のうち3件、八重山3件のうち0件、那覇48件のうち21件、那覇空港23件のうち13件などとなった。県内のデルタ株感染・疑いは累計306人となった。

 直近1週間の新規PCR検査陽性率は9・9%に上昇し、国の感染状況の指標で最も高いステージ4となる「10・0%以上」に迫る。全国平均の4・7%と比べると2倍以上高い。

 新規感染者のうち推定感染経路が判明しているのは145人で、内訳は家庭内72人、友人・知人30人、施設内17人、職場内13人、飲食8人、その他5人。残り237人は現時点で分かっていない。年代別は20代110人、30代80人、40代51人、10代41人、50代31人、10歳未満29人などで、40代以下で8割を超えている。