チンパンジーのナツムが天国へ 「大変悲しく残念だ」 沖縄こどもの国


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元気だったころのチンパンジーのナツム(沖縄こどもの国ホームページより)

 【沖縄】沖縄こどもの国(沖縄市)のチンパンジーのナツム(雌、1歳11カ月)が、7月初旬に死んだ。ナツムは生まれた時から股関節周囲の異常があり、2本足での歩行ができないなど身体障がいがあった。同園はリハビリ対策チームを立ち上げ、遊具を使ったトレーニングなどをしてきたが、死因は身体障がいによる成長不良などだとみられ、「大変悲しく残念だ」としている。

 ナツムは母ココ、父ギンの子として2019年7月に生まれた。7月4日の朝に飼育係が出勤時に死んでいるのを確認した。前日まで異常はなかったという。