挑む甲子園 沖尚ナイン登録メンバーを紹介(2)長濱、知念、仲宗根


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長濱 諒二塁手

(4)長濱 諒 二塁手

守備には自信がなかったというが、夏の県大会は無失策。決勝は外野に抜けそうな強い打球に飛びついて止める好捕を見せ、堅い守りを貫徹した。「大会を無失策でやり抜けたことは大きな自信になった」と全国の舞台にもひるむことはない。打っても中軸を任され打率は3割超え。「初球から振っていってチャンスを呼び込みたい」と意気込む。右投げ右打ち、173センチ、3年。与勝中出。

 


 

知念 新三塁手

(5)知念 新 三塁手

 犠打など小技がピカイチの“業師”。「バントは絶対成功させられる」と胸を張る。沖縄大会後は、甲子園に向け下半身の筋力強化に取り組んできた。2年前の夏は兄・琉華が甲子園出場を果たし、スタンドから活躍を見守った。兄に続き夢の舞台の切符を勝ち取り「チャンスでの一打、守りも無失策でやっていく」と万全の状態で乗り込む。右投げ左打ち、166センチ、3年。与勝中出。

 


 

仲宗 根皐遊撃手

(6)仲宗根 皐 遊撃手

 球際に強い守備を誇る内野陣の一人として、一塁を守る。県大会は打順7番スタートだったが、準々決勝以降は4番を務めた。大会終盤は、打撃で納得いく結果が出せず「甲子園で打点を誰よりも挙げてチームに貢献する」と、反省を糧に全国の舞台での雪辱を誓う。大会後の練習で復調しているようで「勝てる打撃を見せたい」とバットを振り込む。右投げ右打ち、183センチ、3年。東風平中出。