挑む甲子園 沖尚ナイン登録メンバーを紹介(3)下地、後間、大城


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下地泰世左翼手

(7)下地泰世 左翼手

 俊足が身上の左翼手。沖縄大会の準々決勝でランニング本塁打を放ち存在感を示した。「走力が自分の武器」と胸を張る。相手守備を揺さぶる走塁技術で「甲子園では、塁に出たら無安打でも自分一人で得点圏まで進めるようにしたい」と強気の走塁でチームに勝機を引き寄せる。打順は2番を任され、1番後間との俊足コンビで先制点を狙う。右投げ右打ち、179センチ、3年。下地中出。

後間翔瑚中堅手

(8)後間翔瑚 中堅手

 夏の県大会はリードオフマンとして沖尚打線の攻撃の要を担った。打率3割7分5厘の実績に加え、鋭い選球眼で高い出塁率を誇る。守ってもセンターラインの軸として、俊足を武器に広い守備範囲をこなす。準々決勝は投手としても登板。「外野の送球練習を磨くことで登板したときの練習にもつながる」とマルチな才能を遺憾なく発揮する。右投げ右打ち、174センチ、3年。伊良波中出。

大城稜雅右翼手

(9)大城稜雅 右翼手

 広角に打ち分ける打撃が売りのパワーヒッター。昨秋から中軸を担い、勝負強さを併せ持つ。春から「食らいついていく」意識で打席に立つことで、秋から下降気味だった打撃も復調傾向だ。夏の沖縄大会は全試合スタメンで1三振が進化を物語る。初球から甘い球を逃さず「フルスイングでいくことが強み」と甲子園でもチャンスでの一発、一打を狙う。左投げ左打ち、178センチ、3年。宜野座中出。