伊江島のこども会、リーダー研修でSDGsを学習 ソイミートでタコライス作りにも挑戦


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 【伊江】伊江村内各区の子ども会会長・副会長が一堂に会して、村子ども会リーダー研修会(村教育委員会主催)が7月28日、伊江小学校地域連携室と村青少年旅行村とパークゴルフ場で行われた。研修会はリーダーとしての役割と責任を学習するとともにリーダー間の交流を図ることが目的。各区子ども会のリーダー23人が参加し、SDGsについて学んだ。

ワークショップでグループごとにさまざまな意見が飛び交った伊江村子ども会リーダー研修会=7月28日、伊江小学校地域連携室

 研修は「SDGsについて学ぼう」のテーマで、SDGs for School認定エデュケーターの大房千紘さんを講師に招き、グループワークを中心とした講話や体験学習などを行われた。

 日本以外の世界を舞台に展開するニュースや、県内での取り組みが紹介され、それらに対してSDGsのゴールとの関連性を見つけだすワークショップでは、グループごとにさまざまな意見が飛び交った。

 昼食はSDGsとも関係が深く、食肉の代替食品でもあるソイミート、それにタコライスのソースを作り食した。参加した子どもたちはパークゴルフなどのスポーツレクも楽しみ、充実した表情を見せた。

 伊江小6年の知念虹音さんは「SDGsについて学び、みんなと交流を深めることができていい一日になった」と感想を述べた。又吉結さんは「SDGsは2030年までに17の目標を達成させることが分かった。ソイミートクッキングではみんなで協力してできたから楽しかった」と話した。

 (知念光江通信員)