なぎなた、知念高の下地・比嘉が全国一 首里高との沖縄勢対決を制す 高校総体


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全国高校総体のなぎなた競技の「演技」で優勝した知念の(左から)下地花南、比嘉七美ペア=11日、石川県の松任総合運動公園体育館

 全国高校総合体育大会・北信越総体のなぎなた第2日が11日、石川県白山市の松任総合運動公園体育館で行われ、沖縄県勢対決となった演技の決勝で下地花南・比嘉七美(知念)が平安名はな・大城志歩(首里)に勝利し頂点に立った。

 昨年、コロナ禍で中止となった全国総体で知念勢の優勝は2年ぶりで2連覇となった。首里の平安名・大城ペアは準優勝だった。

 下地・比嘉のペアは退場したと同時に大粒の涙を流し、抱き合って喜んだ。首里高校との県勢対決となった決勝前に玉那覇美紀監督から「楽しんできて」と声を掛けられたという2人。試合を振り返り、「(緊張で)体は硬かったが、お互いのことをしっかり見ながら演技ができた。とても楽しかった」と満足した様子で語った。