沖銀、バンクオブザイヤー特別賞を受賞 介護事業の承継対応を評価


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
沖縄銀行

 日本M&Aセンター(東京)は10日までに、提携する地方銀行の実績や地域貢献を表彰する「第9回M&Aバンクオブザイヤー」の特別賞に、沖縄銀行(山城正保頭取)を選出した。

 3月末時点で149人のM&Aシニアエキスパート資格取得者を有し、多様な事業承継ニーズに対応できるノウハウや体制を構築している点などが評価された。

 同センターによると、沖銀はセミナーなどでM&Aによる事業承継の周知活動を積極的に行っている。管理者不在で廃業を検討していた高齢者介護事業者に対して、有力病院をマッチングして成約したことで介護利用者や職員の雇用を守り、地域医療介護の継続発展に貢献した実績などが評価されたという。

 沖銀は2015年に、大幅に実績を増加させた銀行を対象とする「アクティベーション賞」を受賞しており、今回が2回目の受賞となる。