国際味覚審査で10年連続の最高賞「勝山シークヮーサー」


この記事を書いた人 Avatar photo 大城 周子
渡具知武豊市長(右から2人目)に受賞を報告した農業生産法人勝山シークヮーサーの安村弘充代表取締役(中央)ら =11日、名護市役所

 勝山シークヮーサー(名護市、安村弘充社長)が製造・加工・販売する県産シークヮーサー100%果汁「sea―sun勝山シークヮーサー」(500ミリリットル)が、国際味覚審査機構の審査で最高賞に当たる「三つ星」を獲得した。10年連続の三つ星受賞は県内初とみられる。
 審査では、ヨーロッパのシェフやソムリエが、商品の外観、香りや味などを審査し、総合評定が90%以上だと三つ星を受賞できる。今回はフルーティーな香りや、シークヮーサーの甘みと酸味のバランスの良さなどが評価された。
 11日、安村社長や勝山区の岸本一郎区長らが、名護市役所に渡具知武豊市長を訪ね、受賞を報告した。
 安村社長は「小さな集落から、世界に認められる商品ができた。大きな自信と誇りになっている」と語った。
 渡具知市長は「日本だけでなく世界に誇れる特産品だ。市としてもあらゆる機会でアピールしていきたい」と述べた。