釣り竿や肉、テントまで…自然遺産の海岸で清掃活動 「道の駅おおぎみ」職員ら


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 【大宜味】世界自然遺産となったやんばるを未来へつなごうと、道の駅おおぎみ・やんばるの森ビジターセンターが主体となって4日、クリーンアップ活動が行われた=写真。

 村観光協会の職員を含め8人が参加し、ビジターセンター前から宮城橋下の海岸までのごみを拾った。この場所はキャンプや釣りで訪れる人が多く、週末にはたくさんのごみが放置され大きな課題となっている。この日も釣り竿(ざお)や、割れた酒瓶、パックに入ったまま残った肉、バーベキュー窯やテントまで放置されており、参加者らはあきれた様子でごみを拾い分別した。

 主催者の石井雄也さんは「自分たちにできることを地道に続けることが大切だと思う」と話した。クリーンアップ活動は毎月第1水曜日、朝8時から9時までの1時間、継続して行う予定で次回は9月1日。賛同者の参加を呼び掛けている。

 (安里郁江通信員)