もうすぐ旧盆だけど…「親戚訪問は控えて」 沖縄県が呼び掛け、感染リスク懸念


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 新型コロナウイルスの感染拡大が続く沖縄県内では、感染力の強い変異株「デルタ株」の最新の陽性率は88・26%(13日発表)に達した。人流の増加が懸念される旧盆が近づいており、一層の感染対策が求められる。

 内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室は7月、変異株の流行に合わせて改めて注意喚起する資料をウェブサイトで発表した。発表では(1)会話時は必ずマスクを着用し、あごや鼻は出さない(2)こまめな手洗い・手指消毒(3)ゼロ密(3密回避)―といった対策をより徹底するよう求めた。

 人と会う場合オンラインを活用し、飲食する場合も換気の徹底、ガイドラインを守った店を使うよう求めている。

 20~22日は旧盆で、県内では各家庭間の往来など人の移動が増え、感染リスクが高まると予想される。県は緊急事態措置の対処方針で「電話やオンラインを活用して親戚訪問は控え、会食は同居家族のみで」と求めている。