「すごく価値のある1勝」 県高野連会長、沖縄勢100勝に感慨深げ


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甲子園で勝利した沖尚ナイン=16日、兵庫県の阪神甲子園球場(喜瀬守昭撮影)

 沖縄県勢が初めて甲子園の土を踏んでから63年。一校一校が積み重ねて成し遂げた甲子園での100勝目。県高校野球連盟の川畑三矢会長は記念すべき1勝について「偉大な監督の皆さんが積み上げ、その思いを継いで公也監督がやってくれた。本当に素晴らしい試合だった」と感慨深げだった。

 復帰前の沖縄の高校野球発展に尽力した日本高野連の佐伯達夫元会長や、約40年前から友情応援に駆けつけてくれる市立尼崎高校吹奏楽部など、多くの尽力があったとし「たくさんの人の協力がこの100勝につながった。すごく価値のある1勝だった」と語った。