甲子園での初戦突破から一夜明けた17日、沖縄尚学ナインはすがすがしい表情で活躍が掲載された新聞各紙に目を通し、県勢100勝の節目となった試合を振り返った。仲宗根皐主将は「自分たちが理想とする展開で、まず1勝できたことがうれしい」とし、次戦も必勝を誓った。
大阪入りしてから毎朝午前6時に起床。日課の散歩を行い、対戦校をイメージした練習で汗を流している。17日の午前は前日の疲れを癒やし、午後から2回戦に向けた実戦練習を行った。雨天で屋外練習ができない時は、宿泊所のスペースを借りて素振りを行っているという。
2回戦の盛岡大付は、岩手大会の5試合で7本塁打を放つなど打線が強みのチームだ。2回戦突破の鍵について仲宗根主将は「一つのチャンス、一つのミスで勝負が決まる。攻撃ではチャンスを生かし、守りは取れるアウトを確実に取って3失点までに抑えて勝ちたい」と語った。