【伊平屋】29日投開票の伊平屋村長選挙に立候補を表明している現職・伊礼幸雄村長の後援会が、告示前にもかかわらず、決意表明などを記載したはがきを一部村民に配布し、村選挙管理委員会からの指摘を受けて回収したことが17日、分かった。村民から公職選挙法に抵触する可能性が指摘され、選管が同日、村長側に回収を求めた。
村長選挙は24日に告示される。公職選挙法では告示前に、特定の選挙において特定の候補者の当選を目的とした選挙運動は禁止されている。配布済みのはがきには、「4期目に向けて、私の決意」とあり、これまでの村政で力を入れたことなどが記載されていたほか、「引き続きご支持、ご支援賜りますようお願いする」などの文言や支援者らの氏名一覧もあった。
琉球新報は、伊礼村長本人やはがきに記載された後援会の連絡先に事実関係などを問い合わせたが、17日午後11時半までに連絡はつかなかった。
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