秋葉原駅で泡盛と県産品の販売会 家飲みで沖縄気分を


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県内47酒造所の泡盛などが並ぶ販売会で販売員から説明を受ける乗客=18日、東京都千代田区のJR秋葉原駅

 【東京】コロナ禍での「家飲み」需要を取り込もうと、泡盛と県産特産品の販売会(マーケティングガレージ主催)が、16日から千代田区のJR秋葉原駅構内で開かれている。駅構内を行き交う乗客たちが足を止め、多様な泡盛について販売員から説明を受けた。販売会は22日まで。

 販売会では県内47酒造所の泡盛やリキュールが販売されているほか、沖縄そばや島ラッキョウ、ゆし豆腐、マンゴーなども販売している。販売員らは芳醇(ほうじゅん)な香りを楽しめる泡盛の魅力を、首都圏の人たちにアピールしていた。

 マーケティングガレージの五十嵐庸平さんによると、緊急事態宣言下では大規模な物産展がなくなり、休業やランチ営業のみとした首都圏の沖縄料理店も多く、泡盛や沖縄食材の消費の場が少なくなっているという。「県産品の消費につなげるとともに、沖縄観光に行けないとの声をよく聞くので、泡盛や特産品の購入を通して少しでも沖縄を感じてほしい」と語った。