米軍の揚陸艇、シュワブで上陸繰り返す 住民「環境への影響心配」


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上陸した米軍のホーバークラフト型揚陸艇=19日午後5時ごろ、名護市辺野古

 【辺野古問題取材班】名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ内の海岸で19日、米軍のホーバークラフト型揚陸艇(LCAC)が上陸を繰り返しているのが確認された。水しぶきや砂ぼこりが上がり、ごう音も響き渡った。近くに設置した計測器では90デシベル以上が記録された。

 目撃した辺野古区の50代女性は「集落でも不気味な騒音が聞こえた。環境への影響も心配だ」と眉をひそめた。18日夜も同様の騒音を聞いたという。女性によると19日午後、少なくとも2隻が沖に停泊している艦船の周辺と浜を往来し、上陸や離岸を繰り返した。