【宜野湾】米軍普天間飛行場所属の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの部品落下事故で、米軍が落下物の大きさを訂正したことを受け、松川正則宜野湾市長は20日、取材に「大きさにあまりにも違いがある。もっとしっかりした情報提供と連絡体制をお願いしたい」と米軍に注文した。
事故を受け松川市長は17日、米海兵隊太平洋基地政務外交部長のニール・オーウェンズ大佐に抗議したばかり。オーウェンズ大佐は情報提供が遅れたことに「情報を正確につかむため」などと説明。しかしその後、落下物を当初の大きさより大きい数字に訂正した。松川市長は「(米軍の当初報告は)正確ではなく違いがある。大きさは目視でも分かるはず」と疑問を呈した。