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衆院選の沖縄県内投票率は近年50~60%台で推移している。2017年の前回衆院選は56・38%で、2回連続で続いた過去最低更新の流れを食い止めた。
1970年の国政選挙参加後、県内では補欠選挙を除いて17回の衆院選が実施された。最も投票率が高かったのは70年11月の最初の選挙で、83・64%を記録。その後は70~80%台で推移したが、小選挙区制が導入された96年以降、50~60%台で推移するようになる。
2019年4月の衆院3区補欠選挙は43・99%と県内国政選挙で過去最低となった。同年7月の参院選、20年6月の県議選と、直近の全県規模の選挙でも50%を下回っている。
最近の各選挙では新型コロナウイルスの感染拡大の影響で投票控えが広がっているとも指摘されている。
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