猫の不審死またも…名護で今月3例目 農薬かけられた可能性


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(イメージ写真)

 【名護】沖縄県名護市の住宅街で22日午後9時ごろ、子猫1匹の死骸が発見された。血を吐いた痕のほか、右肘を骨折し眼球が白く濁っている状態だった。レントゲン撮影では肺全体が白く映った。死骸を確認した獣医師によると死因は特定できないが、除草剤や農薬を吹きかけられた可能性があるという。名護市内では猫の不審死が相次いでおり、8月で3例目となる。

 猫の保護活動を行う名護市民のネットワーク「にゃごねっと」(鈴木雅子代表)が発見し、通報した。同団体によると猫は生後2カ月程度と見られる。

 12日は市街地で頭部が損傷した子猫の死骸、17~18日にかけて血を吐いた猫の死骸が計2匹発見された。鈴木代表は「大きな事件の前にはこういったことがよく起こる。絶対に犯人を捕まえてほしい」と訴えた。