ダンス2チーム全国へ 優勝目指し 11月決勝挑む キメラコンテスト九州予選


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キメラダンスコンテスト九州予選で優勝した中学生チームスプライ(主催者提供)

 BMXやスケートボードなどストリートスポーツのリーグ戦を手掛けるCHIMERA Union(キメラユニオン)が初めて開催するダンス大会「キメラダンスコンテスト」の九州予選大会が20日、福岡市で開催され、中学生以下のジュニア部門で、浦添市のダンススタジオHOMELAND OKINAWA(ホームランドオキナワ)所属のチームが優勝した。同スタジオ所属の高校生から20歳でつくるチームも、年齢制限のないオープン部門で準優勝した。

キメラダンスコンテスト九州予選オープン部門で準優勝したホームランドオキナワ(主催者提供)

「応援に恩返しを」

 両チームは決勝(11月、東京)に出場する。優勝賞金はオープン部門1千万円、ジュニア部門50万円と高額だ。主催者は「(東京五輪スケートボード金メダリストの)堀米雄斗選手が出る大会と同格のダンス大会だ」と大会の位置付けを説明する。

 中学生チームSPRY(スプライ)は昭和薬科大付属、仲西、港川、浦西、与那原の5中学の3年生7人で構成する。代表の與那嶺由衣華さん(昭和薬科大学付属)は「結果発表の時はオンライン通話をしながら飛び上がった。沖縄に元気を与えられるように優勝を目指して頑張る」とコメントした。

 オープン部門に出場した「ホームランドオキナワ」は知念、浦添、那覇商業、沖縄尚学の高校生と大学、社会人の6人チーム。桑江良百さん(沖縄国際大学2年)は「コロナ禍で大会自体がなくなることが多い中、主催してくれた関係者、周りの方々のサポートのおかげで、努力してきた結果を今大会で出せた。応援してくれた方々に恩返しできるよう、優勝を目標に頑張っていきたい」とコメントした。