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在沖米海兵隊が普天間飛行場からの有機フッ素化合物(PFAS=ピーファス)を含む汚染水を処理した上で、公共下水道に放出した問題で27日、日本共産党県委員会、自民党県連、立憲民主党県連、県選出の国政野党国会議員でつくるうりずんの会がそれぞれ、沖縄防衛局に抗議した。応対した小野功雄局長は「極めて遺憾だ。さらなる放出をしないよう米側に働き掛けたい」と表明した。
普天間飛行場に貯蔵されているPFASを含む汚染水については、7月に県、国、米軍が処理した水のPFASなどの濃度を測定していた。小野局長は「処分方法を含めて取り扱いについて日米間で協議中だった」との認識を示した。
一方、在沖米軍施設内のPFASを含む汚染水貯水量については「把握しておらず確認中」とし、「泡消火剤の交換を加速するよう米側に求めたい」と述べた。中止要請に対する米側の反応は明らかにしなかった。
各政党などは、汚染水放出中止や、追加的な放出をしないことなどを求めた。