米軍機の部品落下に「安全策」「情報提供」求める 全国市議会議長会基地協


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垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ(資料写真)

 【東京】全国市議会議長会基地協議会の野沢宏紀会長職務代理(北海道恵庭市議会議長)は25日、自民党国防部会などの合同会議に出席し、米軍普天間飛行場所属の輸送機オスプレイが県内でパネルなどの部品を落下させた事故に触れ、「安全性に対する国民の不安がいまだにある」と問題視した。日米が合意した安全確保策の順守や、飛行時の関係市町村への情報提供などを求めた。

 要請はオンラインで行われ、野沢氏はこのほか自治体向け交付金の所要額確保や基地機能、運用を見直す際に自治体の実情や地域の意見に配慮することなどを求めた。

 大塚拓国防部会長は「国防部会、安全保障調査会としてしっかり受け止めて取り組む」と述べた。