WBFリゾート、沖縄市泡瀬の人工島に参画意欲 市長と面談


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桑江朝千夫沖縄市長(左奥)に泡瀬埋め立て事業で造成する人工島への開発参画に意欲を示すWBFリゾート沖縄の兼城賢成社長(右から2人目)=24日、沖縄市役所

 【沖縄】WBFリゾート沖縄(豊見城市)の兼城賢成社長、川中由仁開発準備室長が24日、沖縄市役所に桑江朝千夫市長を訪ねた。市泡瀬の埋め立て事業で造成が進む人工島について、川中氏は「1社だけでは難しいが、何社か集まって開発するのも手だ。地元を盛り上げる施設を提案したい」と述べ、土地利用への参画に意欲を示した。

 桑江市長は人工島について「CO2(二酸化炭素)排出実質ゼロの島にできたらと思っている。そういった提案もしてほしい」と応じた。

 兼城社長らはこの日、那覇市辻に同社が経営するホテルとしては本島5件目となる「HOTEL SANSUI NAHA(ホテル サンスイ ナハ)を開業することも報告した。開業は来年2月予定。278室で屋上にプールを備えている。既に建設は終えており、開業後は川中氏が総支配人に就任する。