「名護から五輪選手を」 女子ハンドのテラスホテルズ、日本リーグ参入を市長に報告


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渡具知武豊名護市長(中央)に日本リーグでの活躍を誓ったザ・テラスホテルズの東長濱秀作監督(左端)、新谷晃一GM(左から2人目)ら=27日、名護市役所

 【名護】今季の2021―22シーズンから日本ハンドボールリーグ(JHL)に新規参入する女子チーム「ザ・テラスホテルズ」の東長濱秀作監督や新谷晃一GMらが27日、名護市役所に渡具知武豊市長を訪ね、「名護市から3年後のパリ五輪に出場できる選手が出てくるようリーグ戦に挑戦したい」と意気込みを語った。

 ザ・テラスホテルズの練習拠点は名護市の21世紀の森体育館。10月15日午後6時から初のホーム戦として、21世紀の森体育館でリーグ7連覇中の北國銀行を迎える。東長濱監督は「早く1勝を挙げ、名護や沖縄のファンに活躍する姿を見せられたら」と語った。

 同席した高良政幸前監督は「県出身の選手も頑張っているほか、県外の選手も名護市民としてホテルで勤務しながら練習に励んでいる。地元のチームをぜひ応援してくれたら」と期待した。

 「Hungry to Win」(勝つことに貪欲に)をチームのスローガンに掲げるザ・テラスホテルズは、170センチ以上の選手が3人と小柄なチーム。「守って走る」をテーマに国内最高峰の舞台に挑戦する。9月11日が初戦で、岐阜県で飛騨高山ブラックブルズ岐阜と対戦する。渡具知市長は「名護市を挙げて応援したい。ぜひ活躍してほしい」と激励した。