受験生や妊婦らに優先接種 豊見城市が受け付け開始


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豊見城市役所

 【豊見城】沖縄県豊見城市は8月31日、新型コロナウイルスワクチン接種で、市内の受験生や、12歳未満の障がい児の保護者を対象にした優先接種の受け付けを始めた。受験を控える12歳以上の小学6年や中学3年、高校3年、今年3月に中高を卒業した浪人生が対象となる。市は「子どもたちが安心して受験できる環境を整える」との目的で受験生の優先接種を決めた。

 12歳未満の障がい児の保護者については、12歳未満がワクチン接種対象外となることや、障がい児はマスクが難しかったり、感染すると重症化しやすかったりすることなどを踏まえ、「保護者が接種して家庭内感染を防ぎ、子どもの命を守るため」としている。

 市は同日までに、妊婦とそのパートナーの優先接種受け付けも始めた。妊婦はかかりつけ医の許可が条件。それぞれ市のコールセンターで予約を受け付けている。(電話)0570(098)099。