菅義偉首相を沖縄県内政党はどう見た? 評価や理解、批判も


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沖縄県議会(資料写真)

 菅義偉首相の自民党総裁選への不出馬表明を受け、沖縄県内政党・県議会会派からは功績の評価や理解の声がある一方、「党利党略だ」と批判する意見も上がった。

 自民党県連は「沖縄の振興や基地問題の解決に奮闘いただいた。休まない性分だったと聞く。今後の活躍のため、ゆっくり疲れを癒やしていただきたい」との談話を寄せた。公明党県本は「『コロナ対策に専念したい』との表明は考えた末の決断だろう。医療体制強化、ワクチン接種加速、経済と生活の再生に死力を尽くしてもらいたい」とした。

 立民県連は「国会開催要求に応じず必要なコロナ対策もせず、自公政権延命のための身勝手な振る舞いだ。政権交代し命と暮らしを守る政治を実現する」とした。

 共産党県委は「9年間にわたる安倍・菅、自公政治の破綻である。総裁が代わっても現状打開の展望は示せない。今求められているのは政権交代だ」とした。

 社民党県連は「自助強要でコロナ人災を拡大し、突然の放り出し退陣に閉口する。だが、選挙間近で菅降ろしに転じた自民党はさらに醜い」とした。

 社大党は「国民の命が脅かされている時期に対策を地方に丸投げし党利党略、自己保身に走っている様は、国民の負託に全く応えていない」とした。

 県議会会派・南風は「衆院選対策を思わせる退陣劇は理解し難い。国民が求めているのはコロナ対策で選挙対策ではない」とした。

 会派おきなわは「自民党の派閥政治の弊害が出たように感じた。来年度以降の沖縄振興策は前進するよう期待したい」とした。