渡名喜村長選 新人の比嘉氏が出馬表明 10月3日に投開票


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比嘉 朗氏

 【渡名喜】任期満了に伴う10月3日投開票の渡名喜村長選挙に、新人で元会社役員の比嘉朗氏(65)が立候補すると5日までに表明した。これまでに現職の桃原優氏(62)が出馬を表明している。

 比嘉氏は沖縄本島で複数の建設会社に勤め、役員なども務めた。本紙の取材に「産業振興を図り、若者が安心して子育てでき、高齢者が生き生きと生活できる住みよい村づくりを目指す」と語った。出馬を決めた理由について「島内外の村関係者から推す声があった。民間での経験を期待されていると思い、引き受けた」とした。

 村選挙管理委員会によると、選挙人名簿登録者数(6月1日現在)は303人(男171人、女132人)。

 比嘉氏は1956年6月1日生まれ。渡名喜村出身。沖縄国際大卒。建設会社社員や役員などを経て2021年7月、村長選立候補のため退職した。