予約枠に余裕 活用呼び掛け 県、ワクチン3会場


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 県が那覇市と宜野湾市の計3会場で実施する新型コロナウイルスのワクチン接種について、今月15日までの日程の予約率は全体で45・6%(6日時点)で、予約枠に余裕がある。県の糸数公医療技監は「3カ所の接種センターで県民の接種需要に応えるだけの余力がある。積極的な活用をお願いしたい」と呼び掛けた。

 予約対象は市町村発行の接種券を持つ12歳以上の県内在住者。12~15歳は、保護者の同伴が必要となる。 県によると、15日までの日程のうち、那覇クルーズターミナルの予約率は3・9%。同会場では、使用ワクチンを米モデルナ製に切り替え、接種対象を一般県民に拡大している。接種可能時間は午前9時~午後5時。

 沖縄コンベンションセンター(宜野湾市)の予約率は79・6%、県立武道館(那覇市)は68・9%といずれも空きがある。8、11、15日には両会場で20~30代を対象とした優先接種を実施する(15日は武道館のみ)。予約制ではなく、当日整理券を配布する。