芸術作品244点が一堂に 「バーチャル福祉展」始まる


社会
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
県身体障害者福祉協会のホームページ上で始まった第61回県身体障害者福祉展。受賞作品を動画で見ることができる(同協会HPより)

 第61回県身体障害者福祉展(県、県身体障害者福祉協会主催)が8日始まった。新型コロナウイルスの緊急事態宣言により浦添市美術館で予定していた展示を中止し、同協会のホームページ(HP)上で全作品を紹介する「バーチャル福祉展」となる。

 同福祉展は、身体障がい者に対する県民の理解と関心を高め、当事者の社会経済活動への参加促進を目的に毎年開催されている。今回は33団体から絵画や書道、陶芸など244点の出品があった。

 HP上では、出展団体ごとに写真でまとめたアルバム形式やスライドショーで紹介する動画形式の両方で、全ての作品を見ることができる。動画は、音訳ガイドと手話通訳付き。

 出展作品のうち、各部門の金銀銅賞などの作品を審査員のコメントと共に紹介する動画も掲載している。今回は、前年度を上回る42作品に賞が贈られた。

問い合わせは同協会(電話)098(851)3455。バーチャル福祉展へはhttps://okisinsub.wixsite.com/okisin-tokusetu/から。