まだ投開票日は決まってないけど…衆院選投票用紙を市町村に発送


この記事を書いた人 Avatar photo 玉城江梨子
フォークリフトでトラックに積まれる衆院選と国民審査の投票用紙=15日午前10時すぎ、糸満市

 沖縄県選挙管理委員会は15日午前、秋に実施される衆院選と最高裁裁判官国民審査の投票用紙を糸満市の印刷所から本島内21市町村に発送した。17日までには各市町村に到着する予定。

 発送したのは衆院選の小選挙区、比例と国民審査の3種の投票用紙で、各118万5千枚を印刷した。離島15市町村への発送作業は14日に行った。

 印刷所前では15日午前、投票用紙の入った段ボール箱をフォークリフトで積む作業が行われた。5市町村は選管担当者が印刷所を訪れ、直接投票用紙を受け取った。

 衆院選の投開票日は決まっておらず、11月実施の公算が大きくなっているが、衆院議員の任期満了(10月21日)前の選挙の可能性も制度上は残されていることを踏まえ、発送した。

 県選管の玉城大輔主査は「コロナ禍の中での選挙だが、各投票所では対策をしっかりしている。期日前投票や特例郵便等投票も活用してほしい」と呼び掛けた。