琉球新報社 
【今帰仁】沖縄県今帰仁村越地区の20代以上の女性27人で構成する、越地女子会（仲里綾子会長）が11日に「見守り活動」を実施した。コロナ禍で村や字の行事が全て中止となり区民らが集まる機会がなくなった。そんな中で、区内の高齢者が元気で暮らしているか確認し、マスクとお菓子のプレゼントで激励しようと企画した。
お菓子は同会の活動費を活用し、マスク千枚は名護市源河にあるエリーネイチャーズが、活動に賛同し寄贈した。
区内50世帯の高齢者72人に手渡し、みんなが笑顔を見せていた。
仲里会長は「集会が開けないなら、こちらから伺おうと訪問を計画した。多くの方々が元気にしている姿に安心した。今後も皆さんが楽しい毎日を送れるように、活動もコロナに負けず頑張っていきたい」と笑顔で話した。
同区の松田朝雄区長は「とても良い活動してくれた。区の皆さんを代表し感謝したい」と目を細めた。
（新城孝博通信員）
