沖縄SVがきょう頂上決戦 優勝への執念見せる サッカー九州リーグ


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 サッカー九州リーグ第21節は18日、熊本県で各試合が行われた。2位の沖縄SVは観音山総合運動公園多目的グラウンドで佐賀LIXIL FCと対戦し、3―2で勝利した。勝ち点48、得失点差は69。1位のヴェロスクロノス都農(宮崎)は嘉島町総合運動公園多目的競技場でジェイリースフットボールクラブに5―1で勝利し、勝ち点50、得失点差65。海邦銀行SCは同競技場で川副クラブと戦い、2―1で勝利した。

 最終22節は19日に熊本県で実施され、沖縄SVとヴェロスクロノス都農の直接対決で優勝が決まる。優勝チームは、日本フットボールリーグ(JFL)昇格につながる全国地域チャンピオンズリーグ(11月)の出場権を得る。


Vへの執念見せる 沖縄SV

沖縄SV―佐賀 荒井秀賀のFKに飛び込み、2点目に絡む岡根直哉=18日、熊本県の観音山総合運動公園多目的グラウンド(沖縄SV提供)

 楽な勝利ではなかった。前半30分に先制点を奪われ、嫌な雰囲気が漂ったが、前半残り時間で2得点し逆転に成功した。

 後半は追加点を加えたが、相手に遠目からのシュートを決められ3―2。最終盤には相手にPKを与え、最大のピンチを迎えたが、これをGK花田力が執念のセーブで防ぎ、何とか逃げ切った。

 監督兼選手の髙原直泰は「とにかく今日勝つことができて、明日の最終戦につながって良かった。今は最終戦に向けてしっかりと準備をするだけだ」と頂上決戦に持てる力全てを注ぐ。