陰性証明を活用し経済活動再開へ<県議会代表質問詳報>


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 県議会9月定例会は22日、代表質問2日目を行い、与党5会派と中立2会派の7人が登壇した。

 新垣光栄氏 ワクチンパスポート促進と感染防止認証制度について伺う。

 玉城デニー知事 検査陰性証明の活用はワクチン接種促進を前提に、認証制度と併せて運用することで経済活動再開に結びつけることが期待される。県ではプロジェクトチームを設置し、感染収束を見据えた導入に向け準備を進める。

 新垣氏 政府の行動制限緩和に向けた実証実験にはどう対応するか。

 大城玲子保健医療部長 (参加を)要望しているが、一部の中身について回答がないものもあり、要望を続けるか取り下げるか保留という形で扱っている。

 上原章氏 自宅療養者らの個人情報について、市町村に提供し生活支援の強化を図る必要は。

 玉城知事 市町村と情報共有し連携することが重要と考えており、国の通知を受けて手続きを進めている。ショートメッセージを活用した支援などの案内を行っており、市町村の支援も併せて発信できるよう調整している。

 上原氏 現時点でいくつの市町村から要望があるか。

 大城部長 3カ所から申し出があると聞いている。