沖縄調理師専門校生が沖縄村上農園の県産野菜で独自レシピ 量販店に配布へ


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沖縄村上農園が生産した県産豆苗とブロッコリースプラウトを使った、オリジナルレシピの開発に取り組んだ沖縄調理師専門学校の学生ら=21日、那覇市久米の同校

 沖縄村上農園(大宜味村、仲宗根悟社長)は21日、沖縄調理師専門学校(那覇市、友利伸次校長)と協力し、同農園が生産した豆苗とブロッコリースプラウトを使ったオリジナルレシピを開発した。

「豆苗たっぷりスパニッシュオムレツ」
「ブロッコリースプラウトの和風マリネ」(提供)

 学生約30人が1グループ4人のチーム戦でレシピ作りに挑戦し、創意工夫を凝らした料理に仕上げた。大賞に「豆苗たっぷりスパニッシュオムレツ」と「ブロッコリースプラウトの和風マリネ」が選ばれた。入賞レシピは今後、沖縄物産企業連合を通じて県内量販店などに配布する予定という。

 「スパニッシュオムレツ」を作ったCチームの伊波優希さん(20)は「色合いに気を付けながら、食べても満足感があるように心掛けた」と話した。「和風マリネ」を作ったGチームの久手堅妃竜さん(19)は「大葉を加えたのが良かった。調理師になっても試行錯誤を忘れず頑張りたい」と振り返った。