ビーチテニス日本代表の宮城、来月W杯出場 「8強以上が目標」


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ワールドカップへ意気込みを見せる宮城陵太(中央)=24日、那覇市の琉球新報社

 ビーチテニスのワールドカップ日本代表に選ばれた宮城陵太(沖縄工出―県庁)と県テニス協会の新垣忠男会長、玉城智理事長が24日、琉球新報社を訪れ、世界大会に向けて意気込みを語った。大会は10月4日からブラジルのリオデジャネイロで開幕する。宮城は「コンディションを整えてベストを尽くしたい。8強以上には入りたい」と目標を掲げた。

 昨年も国内大会で優勝したが、コロナ禍で世界大会は中止となった。今年も実力を発揮し優勝。2連覇を成し遂げ「各国の上位選手と勝負したかった」と2年分の思いをぶつける。出場種目は男子ダブルスで牧篤矢とペアを組む。

 宮城は「沖縄は海に囲まれ、気軽にできる競技。ぜひ普及してほしい」と競技発展のためにも世界での躍進を誓う。同協会の玉城理事長も「まだ競技人口が少なく普及の途中。協会としても子どもたちに注目してほしい競技」と県内での広がりを期待し、宮城への応援を呼び掛けた。