中北部のFM3局の代表がコラボ対談 防災時の放送や経営課題を語る


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リモート出演のFMやんばるの新城拓馬代表(手前)、FMコザの池城愛美代表(左)、FMよみたんの仲宗根朝治代表

 【沖縄】沖縄市中央のFMコザ(池城愛美代表)とFMよみたん(仲宗根朝治代表)、FMやんばる(新城拓馬代表)のコミュニティー放送局3局の社長によるコラボ対談特別番組が11日、FMコザから生放送された。11日から12日にかけたFMコザの24時間放送の企画コーナーで、お互いの地域自慢や台風時の防災放送、経営課題について話し合った。

 行政との防災協定や台風時の放送について、FMよみたんの仲宗根代表はエピソードを披露し「放送を止めることはできないが、職員を危険にさらすことはできない。自分一人で70時間にわたり情報を発信した」と話した。FMやんばるの新城代表は「大規模災害時に地域が甚大な被害を受けた際には、コミュニティー放送局の運営は非常に厳しくなることが予測される」と懸念を述べた。

 また、県内19局のネットワークについて池城代表は「コミュニティ放送局の強みを生かした集合体のプラットホームになれば」と抱負を述べた。放送はこちらから視聴できる。

 (喜納高宏通信員)